東京大学横山研究室

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Archive

2010.12.21 新メンバー加入&退職(研究員、技術員)

Christelle Notさんが研究員として、池内美奈子さんが技術員として、新たに研究室メンバーに加わりました。また、阿部恭子さんが技術員を退職し、新天地に旅立ちます。
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2010.12.15 海洋ウラン同位体の論文、GCAに受理!

横山祐典准教授らの論文、Esat and Yokoyama “Coupled uranium isotope and sea-level variations in the oceans”が、Geochimica et Cosmochimica Acta誌に受理・発行されました。海洋中ウラン同位体比が、短い時間スケールの海水準変動と同調して変動していたことを見出しました。
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2010.11.26 阿武隈侵食速度の論文、GJに受理!

城谷和代(D3)、横山祐典准教授らの論文、 Shiroya et al. “Quantitative determination of long-term erosion rates of weathered granitic soil surfaces in western Abukuma, Japan using cosmogenic 10Be and 26Al depth profile”が、Geochemical Journal誌に受理されました。阿武隈高地の花崗岩風化土壌における侵食速度を、宇宙線照射生成核種(10Be、26Al)から定量的に求めました。
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2010.11.9 マウンダー極小期の論文、PNASに受理!

山口保彦(D1)、横山祐典准教授、宮原ひろ子客員研究員らの論文、Yamaguchi et al. “Synchronized Northern Hemisphere Climate Change and Solar Magnetic Cycles during the Maunder Minimum “が、Proceedings of
the National Academy of Sciences of the USA誌に、受理・オンライン発行されました。樹木年輪の同位体組成などから、マウンダー極小期において太陽磁場活動が北半球の気候に影響していたことを見出しました。プレスリリースし、読売新聞・朝日新聞・共同通信・時事通信などに取り上げられました。
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(大気海洋研のプレスリリース)

2010.10.25 東南極氷床の論文、JQSに受理!

山根雅子(D3)、横山祐典准教授らの論文、Yamane et al. “The last deglacial history of Lutzow-Holm Bay, East Antarctica”が、Journal of Quaternary Science誌に受理されました。宇宙線照射生成核種(10Be、26Al)による年代測定を用いて、東南極リュツォ・ホルム湾における最終退氷が前期完新世に起きていたことを見出しました。
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2010.10.9 山口(D1) IODP Exp.329乗船

山口保彦(D1)が、IODP Exp.329: South Pacific Gyre Microbiologyに、Organic Geochemistとして乗船しています。南太平洋環流の海底下生命圏の解明を目的に、2010年10月9日-12月13日の期間で、海底堆積物および基盤岩の掘削を行います。掘削船はアメリカのJOIDES Resolution号です。
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2010.10.6 タヒチ14C年代の論文、Marine Geologyに受理!

2008年にVisiting Studentとして滞在したClaire Seard(フランス・CEREGE)、横山祐典准教授らの論文、Seard et al. “Microbialite development patterns in the last deglacial reefs from Tahiti (French Polynesia; IODP Expedition #310): Implications on reef framework architecture”が、Marine Geology誌に、受理されました。タヒチIODP試料のマイクロバイアライトの14C年代測定などから、最終退氷期における海水準上昇とサンゴ礁形成の関係を論じました。
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2010.8.7 喜界沖で国内最大級ハマサンゴをまた発見!

横山祐典准教授らは、鹿児島県喜界島沖の調査から、高さ約3.8メートル、直径5メートルと、国内最大級のハマサンゴを昨年に続き発見・確認しました。秋にボーリング調査を行い、微量金属組成や同位体組成の分析から、過去 の海洋環境を復元します。南日本新聞が報じています。
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2010.8.6 有機地球化学シンポでポスター賞受賞!

山口保彦(D1)が、第28回有機地球化学シンポジウム(長岡シンポジウム2010)で、最優秀ポスター発表賞を受賞しました。発表タイトルは、「微生物のアミノ酸窒素同位体組成:生物地球化学研究の新手法」です。
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2010.7.28 中期完新世南シナ海の論文、GRLに受理!

横山祐典准教授らの論文、Yokoyama et al. “Mid-Holocene palaeoceanography of the northern South China Sea using coupled fossil-modern coral and Atmosphere-Ocean GCM model”が、Geophysical Research Letters誌に、受理されました。フィリピンの現生サンゴ・化石サンゴによる古環境復元と、大気海洋結合大循環モデルによる計算を組み合わせ、中期完新世における南シナ海北部の海洋環境を報告しました。
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2010.7.26 水月湖クロロフィルの論文、G-Cubedに受理!

Jonathan Tyler研究員(2009年2月まで本研究室で学振PD、現在は英Oxford大学ポスドク研究員)、横山祐典准教授らの論文、Tyler et al. “Chlorin specific carbon and nitrogen isotopes track aquatic change over the last deglaciation in Lake Suigetsu, Japan”が、Geochemistry,Geophysics,Geosystems誌に、受理されました。福井県水月湖堆積物中のクロロフィル類分子レベル炭素・窒素同位体組成の、最終退氷期における変遷を報告しました。
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2010.7.19 IODP Exp.325 陸上基礎分析が完了

横山祐典准教授をが共同主席研究員を務めたIODP Exp.325: Great barrier Reefの、陸上施設における基礎分析研究フェーズが、ドイツ・ブレーメン海洋コアセンターにて2010年6月28日-7月16日の期間行われました。9カ国28名の科学者が参加し、化石サンゴコアの解析を行いました。グレートバリアリーフからの掘削コアが示す、過去の海水準、気候変動、そしてサンゴ礁の環境応答の解明につながる発見の第一報を発表しました。
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2010.7.13 新メンバー加入(卒論生、秘書)

関有沙さん(理学部地球惑星環境学科4年生)が、横山祐典准教授を指導教員として卒業研究を行うことになりました。また、池田恵さんが研究室秘書として着任しました。
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2010.6.8 地磁気極逆転期の論文、EPSLに受理!

菅沼悠介研究員(2009年3月まで本研究室で学振PD、現在は国立極地研究所・助教)、横山祐典准教授らの論文、Suganuma et al. “10Be evidence for delayed acquisition of remanent magnetization in marine sediments: Implication for a new age for the Matuyama-Brunhes boundary”がEarth and Planetary Science Letters誌に、受理されました。海底堆積物中ベリリウム-10から復元した地磁気極逆転時の地磁気強度変動から、古地磁気記録の時間的ズレを報告しました。
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2010.5.12 太陽極小期前兆の論文、J. Cosmologyに受理!

宮原ひろ子客員研究員(宇宙線研究所・特任助教)、横山祐典准教授らの論文、Miyahara et al. “Is the Sun heading for another Maunder Minimum?-Precursors of the grand solar minima”がJournal of Cosmology誌に、受理されました。樹木年輪放射性炭素記録から捉えた太陽活動極小期の前兆現象を報告しました。
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2010.4.1 PD・修士に新メンバー加入

宮入陽介さん(前・東京大学工学系研究科特任助教)が特任研究員として着任し、坂下渉くん(大阪大学理学部物理学科卒)と俵研太郎くん(大阪大学理学部物理学科卒)が修士課程に入学しました。また、山口保彦が博士課程に、中村淳路と窪田薫が修士課程に進学しました。
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2010.3.25 山口(M2)、中村、窪田(B4)が奨励賞など受賞!

山口保彦(M2)が平成21年度理学系研究科研究奨励賞(修士)を、 中村淳路(B4)が平成21年度理学部学修奨励賞と平成21年度理学部長賞(理学部学生選抜国際派遣プログラム)を、窪田薫(B4)が平成21年度地球惑
星環境学科特別研究優秀賞を、それぞれ受賞しました。
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2010.2.12 IODP Exp.325 GBR掘削開始

横山祐典准教授が共同首席研究者を務めるIODP Exp.325: Great barrier Reefが始まりました。最終退氷期(約2~1万年前)における海水準変動や海洋環境変動を復元することを目的に、2010年2月-日-4月-日の期間で、オーストラリアのグレートバリアリーフのサンゴ礁を史上初めて掘削します。掘削船はヨーロッパの特定任務掘削船です。時事通信などが、掘削の開始を報じています。
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2010.1.30 放射性炭素微量分析法など、論文受理!

横山祐典准教授、小泉真認(2009年修士課程修了)らの論文 Yokoyama et al. “Developing ultra small-scale radiocarbon sample measurement at the University of Tokyo”が、Radiocarbon誌に受理されました。極微量の炭素で放射性炭素年代が測定できるシステムを報告しました。小泉修士論文における成果の一部です。また、原田まりこ(2009年修士課程終了)の修士論文の成果も、Inoue et al. “Trace element variations in fossil corals from Tahiti collected by IODP Expedition 310: Reconstruction of marine environments during the last deglaciation (15 to 9 ka)”として、Marine Geology誌に受理されました。
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2010.1.12 山根(D2) IODP Exp.318乗船

山根雅子(D2)が、IODP Exp.318: Wilkes Land Glacial Historyに、Sedimentologistとして乗船しています。新生代における東南極氷床の変動史解明を目的に、2010年1月4日-3月9日の期間で、東南極Wilkes Land縁辺部の海底堆積物掘削を行います。掘削船はアメリカのJOIDES Resolution号です。
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Yokoyama Lab,
Atmosphere and Ocean Research Institute,
The University of Tokyo

5-1-5,Kashiwanoha,Kashiwa-shi,Chiba 277-8564 Japan

               

Phone: +81-80-7130-1438

   
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