東京大学横山研究室

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新品Φ9×410㎜の洗浄方法(解説あり)

【注意事項】これから実験を始める方の予習として、又は、既に実験を始めている方の復習としてご利用下さい。この動画や解説をみながら実験をするものではありません。実験は危険がいっぱいです。必ず実験に精通している方に教えてもらいながら安全に実験を行いましょう。

【必要物品】

 

1. 新品のΦ9×410㎜石英管を純水で洗う

① シーリングライン下にあるケースからΦ9×410㎜を取り出す。

② アルミフォイルを開ける(新品の石英管が25本入っている)。

③ 純水で石英管の内側を二回洗浄する。

④水気をよく切りアルミフォイルを敷いたバットに入れる

⑤アルミフォイルで覆い乾燥棚に入れる。

乾燥するのに一週間くらいかかるため余裕をもって準備すること

⑥リストに『名前・入れたもの・日付・場所』などの必要事項を記入する。

⑦石英管が乾燥したらユニパックに入れる。

2.洗った石英管を1100度で1時間焼く

①マッフル炉を開け、マッフル炉で使う台を二段に重ねる。

②一段目と二段目の間に洗って乾燥させた石英管を入れる。

③電源ON→【選択】を押す→▲▼で『3』と表示させる→【設定】を押して1100度1時間となっていることを確認する。

温度や時間が違うときは【桁移動】と▲▼で変更→【運転】を押してスタート。【選択】を長押しするとマッフル炉内の温度が表示される。

④プログラムが終了している場合、【End】と表示されている。

⑤【リセット】ボタンを押すと現在のマッフル炉内の温度が表示されるので、必ず表示確認する。

マッフル炉が高温の状態で石英管を取り出す危険があるので、必ず炉内温度を確認すること

⑥日付・Bakedと記入しユニパックに入れる。

⑦濃縮乾燥機の右隣にある一番上の引き出しにしまう。

               

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Atmosphere and Ocean Research Institute,
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