東京大学大気海洋研究所 高解像度環境解析研究センター

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先端分析研究推進室の概要

大気海洋研究所は国内で唯一の大気海洋科学に関する共同利用・共同研究拠点であり、附属共同利用・共同研究推進センターは全国の大気海洋コミュニティとの知の接続機能の中心を担う組織です。大気海洋研究所共同利用・共同研究推進センター 先端分析研究推進室は、2022 年4 月に新設され、最先端の微量化学・同位体分析技術を駆使した革新的な研究・教育を推進することを目指しています。 本室では、当所が所有する、日本唯一のシングルステージ加速器質量分析装置(AMS)、二次元高分解能二次イオン質量分析計(NanoSIMS)、誘導結合プラズマ質量分析装置等を活用し、斬新な手法や視点から、大気海洋環境復元や生物の行動履歴などに関する研究、年代測定を通じた災害科学に関する研究などを推進しています。

→先端分析研究推進室 設備・機器利用

大気海洋研究所(柏地区)共同利用のページ

先端分析研究推進室所有の分析機器

加速器質量分析計

米国NEC社製 SingleStageAMS装置 最先端次世代研究開発支援プログラム(NEXT GR031:横山祐典)にて導入されたAMS装置で、同型のAMS装置は国内初導入です。この装置は一般のAMSの特徴である2段階加速を行わない、日本初のシングルステージAMSです。そのこともあり、大気海洋研究所の分析装置の目玉の一つとして広く将来的に利用が可能ということから、観測機器棟と大気海洋研究所の間に実験棟の建設が叶い、柏キャンパスでの運用開始となりました。

ナノシムス(NanoSIMS)

ナノシムス(NanoSIMS)とは、二次元高分解能二次イオン質量分析計で、1μm以下の空間分解能で元素や同位体のマッピングを行なうことができます。当推進室に設置されているNanoSIMSは、共同利用設備として利用することができます。

リンク

東京大学大気海洋研究所

連絡先

〒277-8564 千葉県柏の葉5-1-5 東京大学柏キャンパス 大気海洋研究所  先端分析研究推進室

電話 04-7136-6006(大気海洋研究所 代表)

アクセス

大気海洋研究所へのアクセス

               

Atmosphere and Ocean Research Institute,
The University of Tokyo

5-1-5,Kashiwanoha,Kashiwa-shi,Chiba 277-8564 Japan

   
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