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 センター概要

 

高解像度環境解析研究センターは、2014年4月に大気海洋研究所に設置された新しいセンターです。現在、センター内に1研究分野が設置され研究を行っています。
本センターは、先端的な分析装置を用いた高解像度の環境解析に関する研究を推進することを目的として設置され、下記の最新鋭の大型分析装置を有し、研究を行っています。また、加速器質量分析計に関しては施設利用という形で、外部からの放射性炭素年代測定の依頼も、受託しています。その他の分析装置・設備も大気海洋研究所(柏地区)共同利用の枠組みを使うことで利用可能な場合があります。詳しくは、本センターの設備利用のページや大気海洋研究所の共同利用のページをご覧ください。

→高解像度環境解析研究センター 設備利用(準備中)

大気海洋研究所(柏地区)共同利用のページ    

 設置研究分野

環境解析分野

 環境解析分野では、加速器質量分析計や高分解能誘導結合プラズマ質量分析計を用いて現在および過去の環境を解析することを主な研究テーマとしています。
研究(分析)対象は、海洋堆積物にとどまらず、サンゴ骨格、魚類の耳石、さらには陸上の岩石や木材に至るまで、多岐にわたります。それらから得られる情報を組み合わせることで、過去の地球環境の復元が可能となります。
 当分野の特色は古環境研究をする上で不可欠となる年代測定を自ら行うことができる環境にある点です。加速器質量分析法を用いた放射性炭素(14C)年代測定・10Be-26Al年代測定・36Cl年代測定や、ICPMSを用いたU-Th年代測定、ルミネッセンス法を用いた年代測定試料や目的に応じた年代測定を行っています。

→環境解析分野横山研究室のwebサイトへ

 

 センター所有の分析機器

加速器質量分析計

米国NEC社製 SingleStageAMS装置 最先端次世代研究開発支援プログラム(NEXT GR031:横山祐典)にて導入されたAMS装置で、同型のAMS装置は国内初導入です。この装置は一般のAMSの特徴である2段階加速を行わない、日本初のシングルステージAMSです。そのこともあり、大気海洋研究所の分析装置の目玉の一つとして広く将来的に利用が可能ということから、観測機器棟と大気海洋研究所の間に実験棟の建設が叶い、柏キャンパスでの運用開始となりました。  

 

高分解能誘導結合プラズマ質量分析計

二重収束型高分解能質量分析計ELEMENTXR(ThermoFisherScientific社製)が設置されています。磁場収束(質量分析)と電場収束(エネルギー分析)を組み合わせた分析部を有することで、非常に高分解な分析が可能となります。本センターでは本装置の特性を生かしたU-Th年代測定法の開発をおこなっています。本装置には下記のレーザーアブレーション装置が接続可能となっており、同装置を用いることにより局所分析にも応用が可能です。

 

レーザーアブレーション装置

Resonetics社製 RESOlutionM-50 193nm ArFエキシマレーザーを搭載したレザーアブレーション装置でエキシマレーザーの短波長レーザー光を利用できる点が利点があります。波長が短くなることによりレーザー光の試料表面での吸収が高まり効率よく試料を加熱蒸発させることが可能となります。このことはICP-MS分析での高い分析精度につながります。また本装置はの特徴は搭載しているレーザー以外にも、試料ステージにもあります。本装置に搭載されている試料ステージは大型の7cm×7cmのサイズがあり、大型試料を直接乗せることが可能です。本装置を利用してサンゴ骨格のSr/Caの連続分析など、従来の装置では困難な分析への応用が可能となりました。

 

誘導結合プラズマ発光分析計

誘導結合プラズマ発光分析計は、非常に使い勝手の良い元素分析計です。上記の高分解能誘導結合プラズマ質量分析計の利用には分析器や試料前処理に関して、非常に高い習熟が必要となりますが、本装置は非常に簡便な操作および前処理で元素分析を行うことができます。高分解能ICPMSを必要としない分析においては非常に有用なツールとなります。(海洋底テクトニクス分野との共同管理)

 

 

 

 

 

 リンク

東京大学大気海洋研究所

 

 連絡先

〒277-8564 千葉県柏の葉5-1-5 東京大学柏キャンパス 大気海洋研究所  高解像度環境解析研究センター

電話 04-7136-6006(大気海洋研究所 代表)

 アクセス

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